
第3部|「被捕食者モード」を解除するという発想
第1部・第2部でお伝えしてきたように、しつこい首こり・肩こりの背景には、
脳と神経が「まだ危険だ」と判断し続けている状態が隠れていることがあります。
これは単なる筋肉の硬さではなく、
身体が無意識に入ってしまった“被捕食者モード”とも言える状態です。
力を抜こうとしても、抜けない理由
「深呼吸しましょう」
「肩の力を抜きましょう」
こう言われても、実際にはうまくいかない方が多いのではないでしょうか。
それもそのはずで、被捕食者モードに入っているとき、
身体は“力を抜くこと自体を危険”と認識しているからです。
この状態では、意識的にリラックスしようとしても、
脳と自律神経がブレーキをかけ続けます。
解除の鍵は「正しい呼吸」だけではない
もちろん、正しい呼吸はとても大切です。
・鼻から静かに吸えるか
・肋骨や背中が自然に広がるか
・吐く息で身体がゆるむ感覚があるか
しかし、被捕食者モードが強く残っている場合、
呼吸だけを整えようとしても、身体がついてこないことがあります。
なぜなら、呼吸を支えているのは
首・胸郭・横隔膜・自律神経――すべてが連動しているからです。
身体に「もう大丈夫」と伝えるという治療
当院で大切にしているのは、
身体に「もう緊張しなくていい」と実感してもらうことです。
鍼灸や手技によって、
・過剰に緊張した首や肩をゆるめる
・呼吸に関わる筋肉や神経の働きを整える
・自律神経が切り替わるきっかけをつくる
こうした積み重ねによって、
脳と身体の関係そのものが変わっていきます。
美容鍼灸とも深くつながっています
実は、この「被捕食者モード」は美容とも無関係ではありません。
呼吸が浅く、首や顔まわりが常に緊張していると、
・顔の血流が悪くなる
・表情が硬くなる
・むくみや左右差が出やすくなる
といった変化が起こりやすくなります。
美容鍼灸は、単に顔だけを整える施術ではなく、
「安心して力を抜ける状態」を身体に思い出させる治療でもあるのです。
首や肩が変わると、呼吸が変わる
呼吸が変わると、脳が変わる。
脳が変わると、身体の緊張が変わる。
この循環が生まれたとき、
「なぜかずっと取れなかった首こり・肩こり」が、
ふっと軽くなる瞬間が訪れます。
あなたの身体が「もう大丈夫」と思えるように
長年の首こり・肩こりは、
あなたの身体がずっと頑張ってきた証拠でもあります。
当院では、症状だけを見るのではなく、
なぜその緊張が続いているのかを一緒に紐解いていきます。
あなたの身体が、
「もう警戒しなくていい」
「ここでは力を抜いていい」
そう思えるように、全力でサポートします。
首こり・肩こり、そして呼吸の浅さが気になる方は、
どうぞお気軽にご相談ください(^^)

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